BEAUTY INNOVATIONS

アモーレパシフィックならではの新しい視点で研究し、大豆のさまざまな効能を世界に発信しています。

新しく見つかった美の価値「大豆」

私たちに最も身近な作物の1つである大豆。アモーレパシフィックは、身近な大豆の秘めた力に着目し、その研究を始めました。優れた効果を広く発信するために、遺伝資源センターに保存されていた韓国の在来種の豆140種余りを譲り受け、栽培の特異性、成分・肌への効能評価などの分析を経て化粧品の原料に適合した系統の種を選別することに成功しました。

30年以上続けてきた研究ヘリテージ

アモーレパシフィックは、最も知られている大豆の成分である「イソフラボン」の活用から、発酵させた大豆生成される新しい成分「ODI（Ortho-Dihydroxyisoflavone）」の発見まで、研究を重ねました。イソフラボンの効果的な体脂肪の改善、肌のアンチエイジング、美白を究明して論文まで掲載する成果を成し遂げ、新たに発見されたODI（Ortho-Dihydroxyisoflavone）成分の保湿、抗酸化、美白、アンチエイジングなど、さまざまな肌への効能を解明しました。特に、極微量しか存在しないため活用が困難であったODI成分をバイオコンバージョン技術により大量生産するという快挙を遂げました。単純に大豆そのものだけでなく、葉にも貴重な成分が隠されていました。最も肌への効能が得られる大豆の葉の栽培環境と採取時期を綿密に研究して調査しました。これにより、大豆の葉を生産するための栽培方法を構築することができ、肌への効能が優れた大豆の葉は黄葉化されるときに採取が可能であることを発見しました。以後、優れた効能を持つ豆の葉を栽培・収穫し、肌のアンチエイジング成分を多量に含んだ黄葉豆の葉濃縮物の原料化に成功しました。また、アモーレパシフィックならではの大豆の研究をさらに掘り下げるため「ビューティービーン」を開発しました。在来種の豆およそ140種の中から「ヒロハツルマメ（学名：Glycine Gracilis Skvortsov）」と呼ばれていた豆をAP「ビューティービーン1号」として選び、ビューティービーン1号の中にある抗酸化成分を原料化するのに成功しました。この研究に基づいて育種研究にも集中し、成分学的にさらに優秀で栽培まで容易な「APビューティービーン2号」もまもなく登場する予定です。

多様な商品に活かされた大豆の効能

アモーレパシフィックの努力とこだわりが発掘した大豆の優れた成分は、イニスフリー（Innisfree）、韓律（ハンユル）など、さまざまなブランドでお試しいただけます。チェジュ青豆を発酵させ生成された成分により肌のバリア機能を高めてくれるイニスフリーソイビーンエネルギーライン、江原高山地帯で栽培された黒豆を特化成分とした韓律黒豆ライン、ビューティービーン1号であるヒロハツルマメから抽出した成分で、肌の弾力性を高めてくれるプリメラ・ワイルドシードラインと発酵大豆から抽出される成分が含まれたプリメラ・リペア・ビーン・シカラインなどが代表的です。また、世界で初めて大豆の葉から化粧品原料を作り出した黄葉豆葉の精製水は雪花秀のゴアライン（GOA LINE）に適用されるなど、大豆を原料とする新しい挑戦は続いています。